クィア・フェミ・ブック・フェス
2025.2.16(日)
クィア・フェミ・ブック・フェス
開催します📚
NINA ARICAのキタニと、
別姓訴訟を考える会・ジェンダーを考える広島県民有志のメンバーで
麻酔科医の恩地いづみさんと共に、
「クィア・フェミ・ブック・フェス」開催します!!
近年、日本でもよく耳にするようになってきた「クィア(Queer)」。
アメリカでは同性愛者に対する侮蔑語として元々使われてきた言葉です。
しかし、同性愛者たちはこの侮蔑的意味を逆転させて肯定的に使うようになりました。
「クィアだけど、何か?」と、自己を肯定しつつ抵抗する言葉として使用するようになりました。
また、アメリカでは1960年以降、レズビアンやゲイをはじめとする解放運動が起こっていったのですが、
こうした運動は、女性たちの運動を手本にして、模倣を経て発展していきました。
ですので、チラシ画像には、「クィア(アクティビズム・スタディーズ)は、フェミニズムを抜きにして語れない」というコピーを入れています。
ある講座の講師は、「家父長制を是正しようとするのがフェミニズムである」と語りました。
シスヘテロ男性が当たり前に持っている特権とは一体どんなことなのでしょう。
そういった社会のアンフェアに対して私たちができることとは。
「クィア」、「フェミニズム」に関連する愛読書を発表者(事前決定)が紹介します。
そのプレゼン時に出てきたキーワードを基にみんなでディスカッションしましょう!
筆記用具はご持参ください。
日 時:2025年2月16日(日)
14:00-16:00
場 所:sofa BOOK&CAFE
住 所:広島市中区基町6-78
基町クレド・パセーラ3階
参加費:1,000円
定 員:20名
参加のお申込みは下記のGoogleフォームにご入力いただくか、
メールにてお申込みください。
nina.arica2023@gmail,com
みなさまにお会いできるのをスタッフ一同(オンジ・キタニ)
楽しみにしております(^^♪
★前回の開催レポートです↓(^_-)-☆
2024年9月1日「クィア・フェミ・ブック・フェス」を初めて開催しました。
3人の発表者が1冊ずつ本を紹介し、その後テーブル毎に4名の小グループでディスカションを行うというもの。
一つの発表毎に約10分ディスカッションをする流れで、3回はグループワークでした。
先日も記しましたが、紹介本、順番は以下の通り。
①新ヶ江章友 2022
『Queer Activismクィア・アクティビズムーはじめて学ぶ<クィア・スタディーズ>のために』 花伝社
②ベル・フックス (著), 堀田 碧 (訳) 2020
『フェミニズムはみんなのもの 情熱の政治学』 etc.books
③ミン・ジヒョン (著), 加藤 慧 (訳) 2022
『僕の狂ったフェミ彼女』 イースト・プレス
終了後にグーグルフォームに送信いただけたアンケートには、
「紹介された3冊の本自体の魅力もありますが、そのプレゼンをした3人の語るクィアやフェミニズムの視点に、共感したり、新しく発見したり、面白かったです。また、グループワークは、それぞれの問題意識と実体験などをベースに、クィアとフェミニズムのつながりをそれぞれが考え、シェアできてよかったです」、
「発表者の紹介した本の内容を中心に、参加者同士で議論し、理解を深められた点がとても良かった」、
「クィアのことを初めて知り,フェミニズムとの関係も学べた」
このような好評価コメントをいただきました^ ^
しかしながら改善点も記されていて、
「グループで誰も読んでない本について話をどう活発にしてよいのか最初とまどいがあった」、
「自己紹介と全体シェアの役割分担をする時間が、グループワークとは別にあると、よりよかったかなぁと思います。あと、グループワークの時間がもう少し長くてよかったと思いました」、
「グループワークでもっと話してみたいと思った」
再び開催するかはアンケートの結果次第で、とお話していました。
もしかしたら来年早々に開催するかもです❤︎
その際は、ご指摘いただいたことを参考にして
よりよいイベントにしていこうと思います。
ここ広島で「クィア」と「フェミニズム」をストレートに題したイベントで人は集まるのか、
オシャレなレンタルスペースの会場費が賄えるのか、
そんな心配をよそに、
予想を遥かにこえる数の参加者が集まってくださり、
文字通り闊達な議論が交わされ、
とてもアツいブック・フェスとなりました!!
お越しいただいた皆様どうもありがとうございました。
画像の顔のモザイクがだだくさで申し訳ありません(-_-;)